■ ID | 843 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 実験池を用いたイシガイ科二枚貝の生息環境としての底質評価 |
■ 著者 | 田中仁志
埼玉県環境科学国際センター 木持謙 埼玉県環境科学国際センター 金澤光 埼玉県環境科学国際センター 野村宗弘 東北大学大学院 須藤隆一 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | 日本水処理生物学会 |
■ 出版年 | 2008 |
■ 誌名・巻・号・年 | 日本水処理生物学会第45回大会、平成20年11月14日 |
■ 抄録・要旨 | 本研究では、実験池を用いて底質の素材の違いとドブガイ稚貝の個体数の関係から、生息環境としての底質を評価した。
実験池において2007年6月に確認できなかったドブガイの稚貝は、2008年5月には砂底で3個体(殻長13mm、25mmおよび26mm)、泥底で2個体(殻長9.4mmおよび8.6mm)が採取された。砂利底では確認できなかった。本調査で採取された個体は0〜1歳程度の稚貝であると推定された。以上の結果は、少なくとも宿主から脱落したグロキジュウム幼生が底質上で稚貝に成長する過程における生息環境として、砂底や泥底に比べて砂利底は適していない可能性を示唆している。 |
■ キーワード | 実験池、イシガイ科、二枚貝、生息環境、底質 |
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